真澄 秋あがり 山廃純米吟醸を飲んだ感想(1回目)

濃厚系。

飲んだ瞬間の香りは少ないが、後味にとろりとした濃厚な味わいが広がる。

香りはかなり長く続く感じで、しつこさは無く山廃っぽいクセもない。

高級感があるが、唸るような美味しさはないので82点。

新潟のお酒と近い。

やっぱりスッキリ系が好きなのかなあ。

(1回目飲んだ時期:2020年9月)

真澄 秋あがり 山廃純米吟醸を飲んだ感想(2回目)

じっくりと染み渡る旨み。

後味の中に、苦味を含む米の味わいが芯として通ってくる感じ。

ミントっぽさすらあるような、米感がじっとりと響く。

温度が上がってくると甘さも感じる。

4年前に飲んだ時、この甘み、米感がちょっとしんどいと感じたんだと思う。

日本酒を充分飲み慣れた今飲んでも、ガンガンお酒が進む系では無いような気がする。

明太子と合わせて飲むと、明太子の辛味が酒の乳酸みを少しマスクしてくれて、飲みやすくなった印象。


まあそれは、味を誤魔化すような飲み方になってしまうので、ちょっと本質じゃない気がするが……

やっぱり結論として、酸味はちょっと主張があるかな。

山廃だから乳酸が強いのかな?と思いつつ、初心者だとちょっと苦手意識持っちゃうかもしれないなあ…と感じる。

こういう心地よく米感と乳酸みが響いてくるお酒が好きだったら、かなり満足できると思う。

ただ個人的な好みとして、後味の苦味感、乳酸みはやっぱり無視できないかな。

とは言え心地良さは常にあるので88.5点。

(2回目飲んだ時期:2024年11月)

※1回目に飲んだ2020年頃、点数化する時の下方向のレンジが今よりもう少し広かった。

そのため、当時の82点は、今で言う84~85点くらいに相当する。

4年経って2回目飲んだ時には、当時より日本酒を飲み慣れてきたことで、少し点数が上がった感じ。

真澄 秋あがり 山廃純米吟醸の補足情報(1回目)

アルコール度数:15度
精米歩合:55%
酒米:美山錦、ひとごこち
日本酒度:-1.3前後
酸度:1.6前後

アミノ酸度:1.5前後

酵母:7号酵母(真澄発祥、今年度から変更)

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真澄 秋あがり 山廃純米吟醸の補足情報(2回目)

アルコール度数:15度
精米歩合:55%
酒米:山田錦、美山錦
日本酒度:0.7
酸度:1.8

酵母:7号酵母

⬆1回目に飲んだ時の裏ラベル

⬆2回目に飲んだ時の裏ラベル

⬇2回目に飲んだ時の成分表ポップ。

よく見たら酒米も変わっているし、4年前に飲んだお酒とは似て非なるものなのでは…?という説もある。

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