桂月 吟之夢 純米大吟醸45を飲んだ感想

結構桂月らしい、甘味を含んだモダンフル寄りのモダンミディアムかな?という感じ。 米の味は、45%まで磨かれてしまっているからか、奥に僅かに感じるか感じないか程度。 でもその代わり、酸度を含んだ香り高さが鼻に心地よく抜ける。 まあ抜けていく中に、少し甘味を含みすぎているかな? でも、嫌なベタつきとかはないから、スイーツ系としてしっかり飲み進められる。 舌上で転がすと、結構ちゃんとした酸味が全体に響き渡り、飲み込んだ後も口全体にビリビリ感が広がる。 口の先っぽには少し辛口感があり、全体として辛甘口心地良さ系。 前述の通り、案外米の味わいによる"骨"はないので、その分多少軽さはあるか。 まあちょっと甘いかなあ。 洗練感で多少加点されて、90点。

桂月 吟之夢 純米大吟醸45の補足情報

アルコール度数:15度 精米歩合:45% 酒米:吟之夢 日本酒度:+2 酸度:1.5 高島屋にて購入したが、そこにもやはり、『華やかな香りと綺麗な味わい』と書かれていて、やはりこの洗練感は結構アピールポイントなのかなあと改めて実感する。 そういえばこれはワインチャレンジのシールが貼っていたが、全然ワイン感は無かった。
サワラの炙り刺身と、メバチの中トロと合わせたが、やはりスイーツ系だからか、食中酒というより、一緒に飲んではいるけど別々に楽しんでいる感覚で飲んでいた。
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