九頭龍 純米(黒龍)を飲んだ感想

フルーティなんだけど、決してカプエチ感が鼻に抜ける系のキツいフルーティさではなく、どちらかと言うと、口に含んでからスンッて消える硬さが特徴。

 

酸味は一切無いが、どことなくミントのような香りを含んでいるように感じた。

匂いを嗅ぐとそれなりにちゃんとした吟醸香とアルコール感を感じるが、一切くどさは無い。

 

口当たりや、飲み込んだ後の余韻は非常に軽いのに、香りはしっかりあるのが、意外性あって良い。

 

炭酸味もほとんどないので、結構落ち着いてサラサラッと飲めてしまう。

飽きが来ることはまず無いが、それはそれで、多少面白みがないようにも感じてしまった。

 

あんまり気付かなかったが、意識してみると終始辛口感がある。

 

ずーんっと美味しい日本酒なのだが、やはりもう少し面白みがないと、点数としては加点できないかなあという感じ。

 

90.5・・・はさすがにちょっと低すぎるかな?と感じたので、91点を付ける。

九頭龍 純米(黒龍)の補足情報

アルコール度数:14.5度
精米歩合:65%
酒米:五百万石
日本酒度:+5.5
酸度:不明

https://www.kokuryu.co.jp/brew/kuzuryu/junmai.html