光栄菊 Noon Crescent 無濾過生原酒を飲んだ感想
めっちゃシャンパンみたいなお酒。
完全にジュースだな。
日本酒らしさはあまりない。
おりがらみらしい味わいと、それに続く重苦味を、全て強い炭酸が包んで流してくれる感じ。
割としっかりしたブリのお刺身(みかんブリ)と合わせたが、酒質がかなりシャンパン寄りなので、もっと洋食とかでも普通に合ったと思う。
美味しいけど・・・これは「三ツ矢サイダーが美味しい」って言ってるのとあまり変わらないような、そんな気もする。
強いて言うなら、米の甘みを感じるので”甘酒三ツ矢サイダー”かな。
おりが結構濃いから、にごりのような粒の残った米の甘味は感じるんだよね。
しまあじの御造り。
もちろん、魚の味を邪魔するとかも無かったけど、別にペアリングとして良いという印象も持てなかった。
実は今回、光栄菊を飲んだのは初めてなのだが、この1本だけで光栄菊を評価するのは難しい。
こんな「ジュース」っぽいお酒1本だけではまだ、光栄菊の良さは感じ切れていない、たぶんまだやれるでしょ、って感じがしてしまう。
うーん、まあ89点かな。88点より下を付ける理由も無いし、かと言ってそれ以上伸びる要素もない。
もう少しスタンダードな光栄菊を買って、再評価したいところ。
(飲んだ時期:2025年6月)
光栄菊 Noon Crescent 無濾過生原酒の補足情報
製造:光栄菊酒造株式会社
アルコール度数:13度
精米歩合:非公開
酒米:吟風78%
日本酒度:非公開
酸度:非公開
酵母:佐賀はがくれ酵母
https://www.yajima-jizake.co.jp/products/detail.php?product_id=20387