いづみ橋 夏ヤゴ ブルー 純米酒 原酒を飲んだ感想
もっと軽めの辛口かと思ったが、どちらかと言うとフルボディで、酸味も結構ある。
濃いめ酸っぱ辛口という感じ。
いづみ橋を買って飲んだのは初めてだったのだが、日本酒が売りの居酒屋で、「もっとも辛い!」「超辛と言えば!」とポップが貼りだされていることも多かったため、もっとキレッキレかと思っていたが、意外とドライさはそこまでない。
人によって言葉の感じ方が違いそうだが、ヤゴがいる水のような・・・少しテロっとした濃度を感じる。
まあ普通に美味しい。
夏酒だと、どんな酒造もどちらかと言えば軽めに作る傾向にあるが、今回のお酒も夏酒を謳っているので、もしかすると他のいづみ橋より軽いお酒なのか・・・・??
まあ・・・ある意味面白さは無く、正直印象にも残らない。
香りはどちらかと言うと・・・・メロン系?
敢えて香りをしっかり嗅ごうとしなければ、普通に飲んでいるだけでは、そこまで強くバナナやメロンの印象は無い。
むしろ最初、酸味の強さのせいで一瞬カプエチ(ベリー系)のテイストがあるかと誤認したくらい。
まあ……90点かな。
(飲んだ時期:2025年6月)
いづみ橋 夏ヤゴ ブルー 純米酒 原酒の補足情報
製造者:泉橋酒造株式会社
アルコール度数:18%
精米歩合:65%
酒米:神奈川県産山田錦100%
日本酒度:+7
酸度:1.8
https://izumibashi.com/product/natsuyago_blue/
公式の触れ込みでも、やはり「ジュニパーベリーのような酸を伴う」と書いている。
私が「香りはメロン系(酢酸イソアミル系)なのに、酸のせいで一瞬カプエチ(ベリー感)を感じた」というのは、まさにこのことだったのかなと感じる。
そして、しっかりとしたミネラル感がウリだそうなので、私が言った「ヤゴの居そうなテロッとした感じ」という謎表現も、おそらくそのことを指している可能性が高い。