常山 純米辛口 超 しぼりたて直汲生を飲んだ感想
カニ鍋によく合う。
味としては、飲む前に持っていたなんとなくのイメージよりは、少し濃いめの味わいだった。
(常山ってもう少し、キレキレスッキリ、サラッとしている印象だった。)
濃いめと言っても穀物感は無い。

香りはカプエチ感は一切無いが、かと言って・・・酢酸イソアミルっぽくもないような・・・
立ち香はもはやホワイトボードマーカー様なエタノール感が一番グッとくる。
その中に僅かに酢イソがいるかどうか・・・
酸味は僅かにある気がするが、感じようとしなければ、基本酸味は無いと言って良さそう。
ちょっとだけ甘みを感じる気がして、その甘みを支えているのが、お米由来のような気がする。
(言われてみれば、程度だが、五百万石らしさみたいなのはあるかも?)

「超辛口」的な名前を標榜しているわりには、それほどキレは感じないかも。
味自体がある程度濃いから、キレを感じにくいのかな?
後味が長い、少し尾を引くような印象があり、そのあたりが「飲み疲れ」「くどさ」「濃さ」みたいなものに繋がってくる気もする。
ちょっと唇にペタッとした感じが残る。
味自体は結構ギュッとした鋭い、常山らしい旨味が最初に来る、美味しいお酒。

ここまで悪い点ばかり書いている気がするが、実はかなり一瞬で飲み切った。
だからたぶん、「濃いなあ、後味長いなあw」みたいなことを言いながら、がぶがぶサラサラと飲めてしまっている。
食中酒としても酒だけでもどっちでもいけると思うし、ペアリングとしてはカニ鍋にも合うように感じたのだが、結局、あまり食事と合わせずに酒は酒だけ、食事は食事だけで楽しんでいたような気もする。
それなりに主張はあるお酒だし、お米っぽいふくよかな含みがあるお酒だから、酒だけで飲む方が案外向いているのかもしれない。
何点を付けるか難しいところだが、物凄い勢いで飲み干してしまったことも考慮して、92.5・・・いや、93点。
(飲んだ時期:2025年12月)
常山 純米辛口 超 しぼりたて直汲生の補足情報
製造:常山酒造合資会社
アルコール度数:15度
精米歩合:麹米50%、掛米60%
酒米:福井県産五百万石100%
日本酒度:+8
酸度:1.8
アミノ酸度:非公開
酵母:不明



