飛騨のどぶを飲んだ感想
どぶろくの中でも、かなり濃い部類。
こういった白くて濃いお酒と言えば「白川郷」のイメージが強いが、白川郷よりさらにドロッとした固形感が強いと思う。
全く割らずにそのままま飲むと、流石にちょっと重すぎる気がする。
注ぐのが『どぼん、どぼん…』となるレベルに濃く重いから、ちょっとこのまま飲むのはあまり進まないレベルで濃いかなと感じる。
もうどんな料理に合わせようとも、どぶろくが勝ってしまう感じ。
味自体はとても美味しいのだけど・・・。

次に、オススメにしたがって、三ツ矢サイダーと、普通の炭酸水で割ってみた。
三ツ矢サイダーで割ると、本当にクリームソーダみたいになる。
ぐっびぐび飲めてしまう。
一気に完全なるジュースと化してしまうが、こういう飲み物として、日本酒が飲めない人でも全く問題なくゴクゴクと飲めそう。

普通の炭酸水、三ツ矢サイダー、レモン炭酸水の3種類を試したが、やっぱり三ツ矢サイダーが一番美味しかった。
レモン炭酸水はレモンの苦みが強調されてしまい、悪くは無いが、どうしても甘くて飲みやすい三ツ矢サイダーに手が伸びてしまう感じ。
普通の炭酸水も、どぶろく本来の味を楽しむのには最適で、まずは普通の炭酸水で試した後、ジュース感覚で三ツ矢サイダーで割るのが良さそう。
甘みが良い感じにどぶろくのクセを包み込み、本当に『クリームソーダ』になるから面白い。
正当な評価はかなり難しいが、割らずにそのままだと88点、三ツ矢サイダーで割ったら92点と言う感じ。
(飲んだ時期:2025年12月)
飛騨のどぶの補足情報
製造:有限会社 渡辺酒造店
アルコール度数:17度
精米歩合:70%
酒米:国産米
日本酒度:-30
酸度:1.6
アミノ酸度:不明
酵母:不明
https://www.watanabeshuzouten.com/c/sake/nigorisake/dobu720
公式ページに「法律で禁止されている密〇酒?」とまで記載されているのを見た後に、改めてラベルの「品目:日本酒」を見ると、当然すぎることではあるのだが、ちょっとだけ笑ってしまった。
どぶろく風なんちゃってにごり酒では無い、本物のどぶろくを目指して作っているというのがよく伝わってくる。
岐阜県飛騨市はどぶろく特区に設定されているものと思い込んでいたが、調べたら”飛騨”と言っても、下呂市の小坂地域のみのようであった。
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/30/03/01.pdf
日本酒の新たな可能性を感じさせてくれるお酒だった。

