藍の郷(あいのさと) 純米を飲んだ感想
花陽浴と同じ蔵元さんが作っているお酒。
とは言え「花陽浴とは対称的」な立ち位置として売り出されているようで、花陽浴に比べると硬派なポジションらしい。
ゆっくりと口に含むと僅かなカプロン酸エチルを感じる気がするが、それもごく控えめに、味わいの一番の底の部分を支えているだけ、という感じ。
脂肪酸のような嫌な感じや、くどさは無い。
ペアリングとしては、焼き鳥に一番よく合った気がする。

味は辛口、香りはしっかり。
立ち香は…あれ?酢イソ系がメインか?
口に含む前に香りを嗅ぐと、ハッキリと酢酸イソアミルの上立ち香を感じる。
含み香の方は…後味に、少しカプエチがいるのを感じた気がするんだけど…
味は濃くないけど、後味にキュッとした強い酸味があって、 それでいてベタつきは無く喉奥に消えていく。

やはり甘みのある料理の方が合うかな?
かなり濃い目に作った天つゆともよく合う。
フルーティーな香りはしっかりあるけど、やはり「硬派なお酒」なのか、洋食よりしっかりした和食の方が相性が良さそう。

すごく感動するとか震えるとか、 そこまでの"頭1つ抜けた感"までは無いんだけど、 地力ある旨みをすごく感じる。
そんなに高いお酒じゃないんだけど、 安っぽさみたいなものは一切ない。
(これでこのご時世1,500円で720mlが買えるのは、相当なお買い得だと思う。)
92…点…かな……。
(飲んだ時期:2026年1月)
藍の郷(あいのさと) 純米の補足情報
製造者:南陽醸造株式会社
アルコール度数:15~16度
精米歩合:60%
酒米:五百万石
日本酒度:不明
酸度:不明
酵母:不明
https://www.yajima-jizake.co.jp/products/detail.php?product_id=5438

酵母は不明だが、他の藍の郷できょうかい9号を使用しているような話もあったので、立ち香は酢酸イソアミル系で、含み香に僅かにカプロン酸エチルを感じたというのを踏まえても、まあそうなのかなという気もする。
これを機に、ちゃんと本気で花陽浴の入手も考えるか・・・。
(居酒屋などでは飲める店をいくつか知っているが、自分で手に入れるのは少々ハードルが高い。新政ほどでは無いが・・・。)
