梵 越前純米吟醸酒 ときしらず 濃醇辛口(氷温熟成)を飲んだ感想
たしかに濃醇辛口なんだけど、濃醇と言うのは『重い』と言う感じではなく、味そのものがしっかりある感じ。
醤油系の旨みが強い感じの印象を受けたが、人によっては『そんな濃醇?結構軽くない?』と言うくらいの感じ。
味わい自体はしっかりしているが、温度が上がってきても、全然くどくなってこない。
炭酸味はほぼ無く、飲み口はある意味甘辛系、その旨みが舌の上にズーンと響き渡る。
まあその"ズーン感"が濃醇、特別熟成感というのだろうが、間違いなくかなりしっかり辛口だし、やはり飽きが来ないのが凄い。
まあ梵らしいと言えばそういう"味わい"はあるんだけど、荒々しさの中に繊細さすら感じる。
爽酒好きな私としては、こういう系統は美味しくても点数が伸びにくいかな、91.5点。
梵 越前純米吟醸酒 ときしらず 濃醇辛口(氷温熟成)の補足情報
アルコール度数:15度
精米歩合:55%
酒米:山田錦(特A地区産)×五百万石
日本酒度:非公開
酸度:非公開