花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 おりがらみを飲んだ感想
味わいは完全にカプロン酸エチル。
ただ、雪冷えで飲んだ時に感じた、よくあるカプエチらしい苦重みは、温度が少し上がるとマシになってくる。
花陽浴と亀泉CEL24はよく比べられるが、個人的にはCEL24よりもう少しまろやかさがあり、お酒の進みやすい味わいに仕上がっていると思う。
まあ…やっぱり、カプエチ感が強いかなあ。
立ち香も含み香も、重さは否めないんだよなぁ。

温度が常温くらいまで上がった方が、カプロン酸エチル特有の重みを感じにくいかも。
糖度はさすがにめちゃくちゃ高い。
唇がかなりペタペタとする。
温度が上がるとキィッとした甘重みが強くなり、少し語弊のある言い方をすれば、フルーティーな甘口醤油のような濃さを感じる。

甘酸味の強いイチゴや黒糖系の強い甘みが好きな人には絶対刺さると思う。
いちごたっぷりのパフェとか好きな人は、結構好きだと思う。
私はイチゴ、ベリー系の甘みがそんなに得意では無いのもあって、やっぱり飲み飽きするかなあという印象が強い。
なんというか、どうしても甘みの中に渋みを感じてしまうんだよね。
ザクロ系のフルーティさ、というのが近いのかもしれない。
まあ……89.5点かなあ。
(飲んだ時期:2026年2月)
花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 おりがらみのペアリング
今回はピチピチとしたカプロン酸エチル系のおりがらみに合いそうな料理を色々と揃えてみた。
ペアリングの参考にしていただければ幸いである。

【ラザニア】悪くはないが、花陽浴らしいカプロン酸エチルの強い酸味と、甘めのミートソースがそれほど合わないかもしれない。
チーズの部分には結構合う印象。
【サーモンマリネ】これはとても相性が良い。カプロン酸エチルとお酢の相性って抜群なんだなと感じる。
【豚角煮のクランベリー和え】やはりカプエチ系の酸味とクランベリーの酸味が同調し、とても良い。

【デミグラスマスタードソースのポルケッタ】デミグラスソースとの相性は微妙。デミグラスソースの大人な苦味を残した味わいだったので、ソースに多少甘みがないと相性悪そう。
【ロールキャベツ】ホワイトソース自体は結構合う。ただ、完璧なマリアージュと言うほどではない。
【トマトソースチキン】トマトの酸味との相性は良いけど、チキン自体が結構脂っこく、その上花陽浴もペタッとした甘さがあるお酒なので、ウオッシュリセット効果とは真逆な感じになってしまった気もする。

食中酒として楽しむには、限界があるのかもしれない。
デザート感覚で単体でいただくのがベストかな?
それにしては渋みを少し感じるので、それを上手く抑えられるペアリングに成功すれば、1番このお酒の良さを引き出せそう。
【ピリ辛系のタレ唐揚げ】ピリ辛感と花陽浴の舌ざわりはよく合う。ザクロ系の含み香との相性は微妙。
【ささみチーズカツ】大葉とチーズの風味が、結構よく合う。

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 おりがらみの補足情報
製造者:南陽醸造株式会社
アルコール度数:16度
精米歩合:55%
酒米:山田錦100%
日本酒度:不明
酸度:不明
酵母:不明
今回は、花陽浴のほかに18,000円お酒を買えば、この花陽浴を買う権利が得られるという条件付き限定販売されていたものを、勇気を出して購入。
自宅で一升瓶を開けて、飽きるほど花陽浴を飲むという体験ができて良かった。

