早瀬浦 特撰吟醸酒を飲んだ感想

さすが早瀬浦って感じ。

日本酒度もマイナスに振れているし、飲んだ感じもスイーツ系なんだけど、それでいてちょっと辛口感というか、鼻に抜けるピリッと感が心地良い。

自分は辛口好き一辺倒だと思ってたけど、これはくどさが一切なく、最近久々に味わった酒で酒が飲める系。

口の奥には少し酸味とペタッと感、甘みは残るんだけど、それが心地良いとまで感じさせる酒は本当に唯一無二。

何が減点させるのかと問われると非常に難しいのだが、最高得点を付けるには、極わずかな洗練度が足りない、本当にそういう僅かな問題。

もう少し言語化するなら、その時のアテや体調次第で評価が変わりそうな不安定さはあって、だからこそ93.5点。

瞬間最大風速的な評価で言うなら96点だった。

(飲んだ時期:2024年10月)

早瀬浦 特撰吟醸酒の補足情報

アルコール度数:15度
精米歩合:50%
酒米:山田錦、さかほまれ
日本酒度:-2
酸度:1.4

『山田錦100%』のお酒と『さかほまれ100%(金沢酵母)』のお酒を単独にそれぞれ仕込んでから、ブレンドしているお酒。

早瀬浦と言えば浦底なども人気だが、そういうブレンドが結構お家芸なのだろうか。

 

日本酒度は-4~-2くらいの表記が多かった。

今回は、自分が購入したECサイトの表記と同じだった卸業者さんのサイトを引用。

 

ちなみに、店頭などでも一度も見たことがない、おそらく希少酒ではないかと思われる。

http://order.sakenomise.com/index.php/product.php?id=1182