桂月 CEL24 純米大吟醸50 しぼりたて生酒を飲んだ感想
凄く悪く言うと、カプエチ汁かよってくらいのカプエチ感。
口に含んだ瞬間から、どぎついリンゴっぽさが口にも鼻にも駆け抜ける。
ただ、少し温度が上がってくると、僅かなバナナ感も出てくるか。
(確かにCEL24は一応カプエチも酢イソも両方醸すと聞くので、このカプエチ感が嫌だったら、少し温度を上げて酢イソ感を感じられる温度にした方が良さそう。)
例えばお店で、ワイングラスとかに少量1杯だけ飲む、みたいな飲み方ならありか?
かなりくどく感じるし、飲み疲れ感は冒頭から来る。
温度が上がってくるとかなりベッタベタにベタつく。さすがに香りすぎる。
フルーティな酒の方が好まれやすいと言いつつ、さすがにこれは初心者でも『香りすぎ』って言うんじゃないかな?
飲んでてずっと『くどいなwww』と言い続けなきゃいけないので、個人的にあまりオススメするお酒では無い。
もはや日本酒ではなく白ワインのような雰囲気が強い。
口が窄まるようなリンゴ系の香りが強い、スイーツワイン寄りの日本酒が飲みたいって需要はある程度満たせるから、そういう層には向くかも。
ただ、開封してから1日置いてみると、カプエチ感が少し抜けて飲みやすさが僅かに出てきた。
(それは生酒を開封してから1日経って、フレッシュな香りが抜けただけなので、全く本質的では無いが……)
もともと85点を付けていたが、1日寝かせたVerを飲んで、86.5点。
(飲んだ時期:2024年12月)
桂月 CEL24 純米大吟醸50 しぼりたて生酒の補足情報
アルコール度数:15度
精米歩合:50%
酒米:山田錦・吟之夢
日本酒度:-1
酸度:+1
酵母:CEL24