亀齢 特別純米原酒(生酒)を飲んだ感想

酸味は比較的強いけど、辛口爽酒寄りで、その中に(雑な言い方をすると)亀齢らしさがある。

もう少し言うと、ツーンとした酸味を含む辛口フルーティー感があって、甘さがない分、比較的骨があってもスイスイ飲める。


酒蒸しにした牡蠣をポン酢につけ、お酒と一緒に流し込むと、突き抜けるような旨味を発揮した。

⬇非常に贅沢だが、1号酵母発祥の櫻正宗で酒蒸しにした広島県産の牡蠣を、亀齢とともにいただく。

逆に言うと、酒だけで飲むには少し酸味が強いし、爽酒感が唯一、『酒の進み具合』を支えている感じ。

上立ち香はそんなに無いが、含み香はしっかり深く、それでいてキレが良い。

端的に、酸味キュッと辛口、特別純米感の中にもしっかりフルーティーさがある系のお酒。

高級感や特別感はないにせよ、全体としてうまくまとまっている。

酸味の強さを除けば比較的スイスイ飲めるし、80点台を付けるほど悪いお酒じゃないので、90.5点をつける。

(飲んだ時期:2024年12月)

亀齢 特別純米原酒(生酒)の補足情報

アルコール度数:17度
精米歩合:60%
酒米:山田錦100%
日本酒度:+4
酸度:1.8

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