仙禽 モダン 参式 発泡原酒を飲んだ感想

1口目、シュワシュワの炭酸がキツすぎて、少しびっくりした。

 

さすがに炭酸ジュース感があるが、味わいはしっかり辛味があり、心地良さもある。

 

辛いし苦いし、とにかく発酵力がめちゃくちゃあって、ただただ炭酸味が喉を焼く。

 

フルーティさも感じるのだが、炭酸ジュース感と良いバランスで、相当に心地好い。

旨みがギューーンと来る印象。

 

開栓して少し時間が経っても、薄濁りのような味わいはずっとあって、心地良さと飽きない美味さを常に保っている。

 

伝統系の日本酒の軸では一切評価できないくらいのジュース感だが、さすがに美味しすぎて、点数は結構伸びる感じ。

 

93点。

 

(飲んだ時期:2025年2月)

仙禽 モダン 参式 発泡原酒の補足情報

アルコール度数:13度

精米歩合:90%

酒米:山田錦100%

日本酒度:不明

酸度:不明

 

https://www.jizake.com/c/sake/senkin/ns180037

 

瓶内二次発酵の無濾過生原酒。

 

もともとの計測値は度数13度だったみたいだが、瓶を開けた瞬間、ガスが溢れて吹き出すレベルの強い発酵力だった。

 

炭酸味も本当に強いピリッピリで、飲んだ感じも度数13度らしい軽さは無かった(むしろ結構お酒が回る感じだった).

 

ジュース感覚でがぶがぶ飲み進めた分を差し引いたとしても結構「酔うな~」という印象が強かったので、瓶内二次発酵によって最終的な度数は結構上がってて、それで酔ったのかな?と思っている。

(瓶内での発酵力がそこまで強いのかは分からないが・・・)

 

実際スパークリングを名乗っているし、味もその通りなのだが、正統派日本酒らしい味わいも奥に常にある感じで、レベルの高さを印象づける1本だった。

 

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