楯野川 渓流 中取り 純米大吟醸を飲んだ感想
さすが、楯野川らしい甘み。
立ち香はあんまりなくて、 口の中にじんわりとシロップ系の甘みが広がる。
まあ……スイーツ系の甘口酒かなあ。

試飲で一口だけ飲むと「おおっ美味いじゃん」と思うが、 ずっと飲んでると少し飽きてくるかもしれない。
味の質は結構お上品で、かなりレベルも高いと感じるので、甘口が好きなら刺さると思う。

なんというか・・・口に含んだ時の”アタック”というか、最初に口に広がる味わいが全部「甘み」なんだよね。
そういうスイートな日本酒が好きであれば口に合うと思うのだが・・・
やはり私はどうしても、「甘くても良いから軽快さ、ベタつかないスッキリ感と両立させて欲しい」と思ってしまうので、一気に2合とかを飲み干すには至らなかった。

少しでも温度が上がるとかなりベタっとしてくる。
甘旨味は強いし、1口目のインパクトはあるため、試飲会場ではかなり売れそう。
ただ実際に自宅で「一晩掛けて1本飲み切ります」みたいな時には、少なくとも私のような、辛口スッキリ純米酒系を好む層には合わないんじゃないかな、と。

逆に、日本酒飲み慣れてない若い女の子なんかには「 日本酒ってこんなのもあるんだよ!」と紹介したいし、是非機会があれば1度飲んで見てほしいと思う。
まあ・・・味自体は洗練されているから、89点かな。
(飲んだ時期:2026年9月)
楯野川 渓流 中取り 純米大吟醸を飲んだ感想
製造者:楯の川酒造株式会社
アルコール度数:14度
精米歩合:50%
酒米:酒造好適米美山錦100%
日本酒度:-9
酸度:1.6
アミノ酸度:0.7
酵母:山形KA、M310
https://www.tatenokawa.com/ja/sake/products/detail.html?id=1738200416
日本酒度がマイナスに触れていても軽快に飲めるお酒はたくさんあるが、それにしても「-9」はさすがにこの味になるか、という印象。
日本酒度と本サイトの各お酒の得点で統計とっても、完全に無相関であったため、購入時に日本酒度を判断基準にするのはやめていたのだが、それが通用するのも、せいぜい-5くらいまでなのかな、とも思えてきた。


