葵天下 純米吟醸 誉富士槽掛け あらばしり 無濾過生原酒を飲んだ感想
なにこれ。葵天下らしい少しだけ苦味とズーンとした香りが鼻に抜けつつ、あらばしりらしいピリピリ感がとにかく美味い。
薄濁りかな?程度なのだが、心地よい米の香りが響く。
本当にクセがなく、それでいてスパークリングのようなキツい炭酸味は無い。
ジュースっぽすぎ無いところも良い。
店で試飲したら絶対買っちゃうだろうし、幸福感もあるのだが、正直特別感はそれほど無くて、よくある『美味しいあらばしりだね』という枠は越えられていない気はする。
葵天下の良いところをもっともっと存分に味わいたいなら、あらばしりじゃない方が良いかもしれない。
(あらばしりだと、どうしてもこの「ガス感」と独特のジューシーさ、甘酒を彷彿とするようなお米感が目立ってしまい、”葵天下らしさ”みたいなものは影に隠れてしまう気がする)
もちろん、めちゃくちゃ美味いんだけどね。92点。
葵天下 純米吟醸 誉富士槽掛け あらばしり 無濾過生原酒の補足情報
製造者:遠州山中酒造株式会社
アルコール度数:18度以上19度未満
精米歩合:55%
酒米:令和誉富士100%
日本酒度:+4
酸度:2.2
酵母:協会1401号
社長自身が杜氏で、自らヘルニアを抱えながら、槽絞りしているらしい。
190本限定のレアもので、高島屋のバイヤーさんから「あらばしり作ってくれたら30箱仕入れるよ!」と言われたことから、初めて作ったとか。
この時期ならではのお楽しみ酒、という側面が強い。
来年もあれば、味の違いを楽しむ意味でもまた買ってしまいそう。