山形大学 燦樹(きらめき)2024BYを飲んだ感想
仕事の関係で偶然、山形大学の方と知り合いになり、2024BY、2025BYのものを贈っていただいた。
大学コラボ酒というのは、国公立・私立問わず色々な大学で販売されているが、山形大学ではあの「吾有事」などで有名な奥羽自慢とのコラボということで、なんとまあ贅沢な・・・(羨ましい・・・)などと思いながら、お酒を受け取った。
飲んでみると、さすが奥羽自慢さんとでも言うべきか、とても旨い。
口に含むとほんのりとした甘みがあるが、決してダダ甘いと言った印象はなく、スゥーッと綺麗な旨み。
山形だから勝手にカプロン酸エチル系かと思っていたが、立ち香はむしろ僅かな酢酸イソアミルっぽさ。
ただそれも、数年前に流行ったような香りムンムン超フルーティーみたいな感じは一切なく、心地よい香りとバランス、旨味を保っている。

今回は鱈、鰆、鮭を入れた海鮮鍋に合わせてみた。
味わいの想像がつかなかったので、懐が深そうな料理&山形の酒質に合いそうなものを選んだつもりだったが、結果的に、結構悪くないペアリングだったように思う。
柚子豆腐を入れたのだが、ほんのりした柚子の香りとめちゃくちゃ合う。
甘みがあるのにベタつきは全く無いのが本当に凄い。

かなり綺麗な味わいなのに、口に含んだ少し後から、僅かなクエン酸と穀物由来の甘みが細~く抜けていく。
良い意味で『旨い日本酒』の教科書的、王道な味わいとも言えるかも。
結局温度が上がっても、糖のベタつきが出たり、くどさが出たりすることは一切無かった。
うーん旨い、94点。
(飲んだ時期:2026年1月)
山形大学 燦樹(きらめき)2024BYの補足情報
製造者:奥羽自慢株式会社
アルコール度数:15度以上16度未満
精米歩合:50%
酒米:出羽燦々
日本酒度:不明
酸度:不明
酵母:不明

山形大学 燦樹(きらめき)2025BYを飲んだ感想
明らかに2024BYと違ってピチピチとしていて、若い感じがする。
2024BYと全く違う。
立ち香は(少なくとも雪冷えだと)強くは感じないが、やはり割とハッキリ酢酸イソアミルを感じる。
喉越しに結構キッとするキレがあり、それでいて舌の上を通る舌触りは案外まろやか。

正直、心地良さが凄まじい。
喉越しに僅かな苦味を感じるが、とにかくジーンと心地よく響く。
くどさは一切なく、とにかくキレが良い。
一瞬舌の奥でふんわっと香りが広がるが、その後、かなりの速さで喉奥に収束していく印象。
そして唇の先には、若いピリピリ感がある。

前述の”一瞬の膨らみ”は割とちゃんと存在感があるので、つい『くどさが出るか?』と身構えてしまうのだが、身構えている間にスウッーッと喉奥に収まっていった。
2024BYを飲んだ時の印象から、焼き鳥や牛筋大根などと合わせてみたが、思った通り相性はバツグンに良かった。
鶏肉の香ばしさと、喉奥の僅かな苦味が、身悶える美味さを巻き起こす。

静かに、すごく美味い。
口に含んだ時の味わいと言う点では、割と一般的な日本酒らしいフルーティを持っているのだが、後味の消え方があまりに上品で、もはや華麗。
立ち香が弱めなのと、深みはそんなに無いから、満点は付けられないんだけど・・・それでもさすがに美味すぎる。
これは・・・95点。
(飲んだ時期:2026年2月)
山形大学 燦樹(きらめき)2025BYの補足情報
製造者:奥羽自慢株式会社
アルコール度数:15度以上16度未満
精米歩合:50%
酒米:出羽燦々
日本酒度:不明
酸度:不明
酵母:不明
https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/information/press/20250116/01-61/
2024BYと2025BY、公開されている情報が限られているから詳細は分からないのだが、「違うお酒かな?」と思うくらい結構印象が違った。
ピチピチとした若い酒質が好きなので、2025BYは特に私に刺さった。
基本的には山形大学の大学生協でしか買えず、通販は組合員限定のようなので、入手困難酒と言っても良いお酒なのだが・・・本当に良いものを飲ませていただいて、感謝しかない。

