大信州 秋の純吟を飲んだ感想
結構辛口で、舌の上でもかなり存在感を放つ。
それでもベタつくとかではないのだが、苦味を伴ったズーンとした骨のある旨みが広がる。
旨味の種類がとても洗練されていて、とても魅力がある。
飲んだ瞬間の炭酸はほぼ無いのだが、飲み込むと結構勢いのあるフルーティさとアルコール感が鼻に抜ける。
公式ではリンゴ系の吟醸香が口中に広がると言っているが、リンゴ酸の風味よりツーンとした酸味の方が勝つかもって印象。
酒で酒を飲み進めるには少し濃すぎるかも。
味が美味しいだけに少し惜しい、秋酒以外を飲んでみたい。
味だけなら95点超えのポテンシャルはありそうだが、まあこれは90点。
(飲んだ時期:2024年9月)
大信州 秋の純吟の補足情報
アルコール度数:16度
精米歩合:59%
酒米:ひとごこち(長野県産)
日本酒度:+3
酸度:1.5