早瀬浦 特別純米酒 夜長月を飲んだ感想(1回目)

早瀬浦らしいフルーティーさとスッキリさを合わせ持った旨みがある。

舌上にごく僅かなジリリとした酸味が残る。

 

後味が結構変わってて、グッと広がる、少し癖のある旨みが良い。

甘辛系で満足感がある。

 

飲み口はかなりサラッと、スルスル飲めて飽きが来ない。96点。

 

(飲んだ時期:2021年9月)

早瀬浦 特別純米酒 夜長月を飲んだ感想(2回目)

めちゃくちゃ旨い。

1口飲んだ瞬間から『うんまwww』となった。

 

極々僅かな心地好い酸味と、くど過ぎないお米の甘味、そしてキィッと引き締まる辛味が後味に広がる。

 

秋酒の最高点かな、と思わせてくれる。

 

夏酒のような『軽くスッキリ旨い』ともまた違う、飲みごたえは残しつつ、重さの一切無い、透明感とジューシーさを両立したお酒。

 


これは本当に美味しいなあ。

立ち香はジューシーかつ繊細なバナナ感。

 

まあ特別純米だし、吟醸香がそんなに無いのは仕方ない。

でもそれも決して、悪いことじゃない。

 

辛味は強いんだけど、それでいて「辛口一辺倒な感じ」は本当に一切無い。

 

辛口であることに気付かないくらい飲みやすいのだが、一方で、後口にはドライさがしっかりあるので、じっくりと飲み込んだ後に「ん、やっぱりこれ、結構辛口だよね」とハッとさせられる。


よく冷えている時には、甘さで人をたらしこみ、温度が上がると辛口感が響き渡る、そんなお酒。

 

温度が上がってしまえば、唇がピリピリするほどの辛味と、心地よい酸味が襲う。

 

特別なことは無いのに、全てが美味い、そういう感じ。95点かな。

 

(飲んだ時期:2025年9月)

早瀬浦 特別純米酒 夜長月の補足情報(1回目)

日本酒度 :+4

酸度: 1.5
精米歩合:55%

米:山田錦100%
アルコール:16度

 

ネットで調べたり、もともと購入した酒屋さんのポップなどを見ていると、どうやら年によって日本酒が変わっている。

 

2022年度の夜長月は日本酒度+5だったし、2019年度なんかは+3、それ以前であれば2.5だった年もある様子。

 

同じラベルなので基本的には同じものを作ろうとしているのだと思うが、毎年ちゃんと計測値を載せてくれている・・・ってことだろうか。

早瀬浦 特別純米酒 夜長月の補足情報(2回目)

製造者:三宅彦右衛門酒造有限会社
アルコール度数:16度
精米歩合:55%
酒米:山田錦100%
日本酒度:+5
酸度:不明

アミノ酸度:不明

酵母:不明

 

https://www.hasegawasaketen.com/eshop/products/detail/7221

上記の酒屋さんのページでも、「まろやかで優しい甘味」「後半現れる酸味で後味スッキリ」と記述があるので、うんうん、やっぱりそうだよね、という印象。

 

昔飲んだ時も本当に美味しいと思ったが、今飲んでもかなり大満足のお酒だった。

 

 

※2025年9月、本ページのアイキャッチ画像を、古い写真(2021年9月のもの)から差し替えました