黒牛 純米酒 活性にごり 限定出荷を飲んだ感想

とにかく旨い。

 

香りとしては正直、濁りの酒粕感が一番にグンッと来てしまい、立ち香を楽しむ雰囲気では無い。

 

この時期はこういったピチピチ系の瓶内発酵酒を飲む機会も多いが、正直この黒牛は、頭1つ抜けてる美味しさだと思う。

 

にごり度合い自体は結構濃いのだが、味としては相当辛口。

(実際、このレベルの濁りで日本酒度プラマイ0・・・)

 

舌上ではにごりの”厚み”の印象が勝ってしまうものの、その中に黒牛らしさは常に保っていて、とにかく美味しくて心地良い。

海鮮鍋と一緒にいただくと、塩気のあるスープと、しっかり濁った日本酒が本当によく合った

飲んだ瞬間にぶち上がるようなインパクトがあるわけではないが、極わずかな苦味と、ズーンとした旨味が舌上にじんわり広がりつつ、心の奥で『ううううっ』とうなってしまうような旨みが響く。

 

ちなみに、温度が上がって、深く深く立ち香を嗅ぐと、極々僅かなカプエチっぽさを感じなくもない。

 

瓶内発酵で相当シュワシュワしており、開栓には相当慎重を期した。

(少しずつ蓋を開けては閉めを繰り返し、時間をかけて圧力を逃がさないと、物凄い勢いで吹き上がりそうだった。)

濃いめの濁りと言っても、重みのあるどろどろ系とまではいかない。

辛口感を適度に保ちつつ、この旨味に飲まれながらぐんぐんと酔っていく。

 

こういう濃いにごり系なのに、ジュースっぽさより「黒牛らしい味わい」が凌駕している感じで、本当に唯一無二。

 

96点かな。これはほぼ、にごり界隈の満点と言っても良い点数。

(飲んだ時期:2025年2月)

黒牛 純米酒 活性にごり 限定出荷の補足情報

製造:株式会社 名手酒造店

アルコール度数:18度

精米歩合:55%(麹米)、60%(掛米)

酒米:山田錦・五百万石

日本酒度:±0

酸度:1.8

アミノ酸度:1.0

 

特約店限定品で、偶然手に入れることができた。

 

どうしてこんなものが気軽に手に入ったのか分からないレベルのレア酒。