秀凰 純米吟醸 亀の尾を飲んだ感想
相当神がかったバランス。
もともとスタッツが神がかってて、酸度1.4、日本酒度+2で50%まで磨いてて、美味しいことは分かっていた。
温度が上がると極々僅かな炭酸味がある(「ある」とは言ったものの、実際のところほとんどないに等しい)のだが、甘すぎない中にスッとした上品な香りがある。
面白みがないと言われればそれまでだが、米が亀の尾なので、ベースに旨い米のフルーティーさがある。
ピリッ甘っス~ッという感じかな。
温度が上がっても、とにかく無闇な主張をしてこないから、ずーっと心地よく飲める。
秀鳳ってもっと濃くて骨太なイメージだったけど、亀の尾らしい旨みが地に常にある。
それでいて甘みがスゥッと鼻奥に抜けていく。94.5点。
最近、95点以上の点数の付け方が少し辛くなってて、95を超えない理由としては、温度が上がった時のごくごく僅かなベタつきによるもの。
まあこの点は秀鳳らしさと言っても良いかもしれない。
(飲んだ時期:2024年8月)
秀凰 純米吟醸 亀の尾の補足情報
アルコール度数:16度
精米歩合:50%
酒米:亀の尾
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸度:0.6