千両男山 鴻 大吟醸を飲んだ感想

旨辛口だが辛口感の中に少し個性があり、とにかく飽きない。 そして高級感がある。 温度が上がると少し苦味すら感じるし、私のようなど辛口狂には『濃いか、甘いか?』と言いそうになるが、後味の心地良さは神がかっている。 じっと飲んでいると、少しアルコールが効いてくる感じがあるか。 飲み口に炭酸味はそれほど無いのだが、ズゥンと響く旨みと幸福感はエグい。 なんと言っても1口目を飲んだ瞬間の『あっ旨い』と人を感動させられる力のあるお酒だった。94点。 (飲んだ時期:2024年8月)

千両男山 鴻 大吟醸の補足情報

造り:大吟醸 原料米:山田錦 日本酒度:+1.5 精米歩合:40% アルコール度:16度 酸度:1.3 ふるさと納税にて初めて飲んだお酒で、720mlの正規の値段でも3500円くらいはするようなので、ある程度美味くて当然かという気持ちもある。 あの洗練感、上品さには納得がいく感じ。 宣材写真にウミネコの写真が使われていて、それだけで好感が持てるが、高貴さの中にウミネコの荒々しさがあるイメージにぴったり。