早瀬浦 純米滓酒 浦底 海の女神を飲んだ感想
毎年恒例の早瀬浦の浦底、まあそれはそれは、期待通りに旨い。
後味には少し苦味がある辛口だが、おりの部分がちゃんと甘口。
うすにごりというよりは、結構ちゃんとしたにごり酒に近い印象すらある。

炙りしめ鯖の柵を買ってきて合わせてみたが、これは物凄く完璧なペアリングだった。
炙りしめ鯖の脂の乗った旨味とお酢の香りが、見事に浦底の滓の甘みにマッチングした感じ。

生しらすの卵黄ショウガ醤油とも合わせてみたが、炙りしめ鯖の方が合ったかな?という印象。
醤油とショウガの風味、しらすの苦味が、滓の甘みとそこまで寄り添わなかった感じがした。

浦底って割とどの季節のものも、味自体は「しっかり濃醇系」の日本酒なのだが、「めちゃくちゃキレの良いド辛口純米酒の味」と、「純粋な甘味を伴ったお酒」が完全に共存していて、それが奇跡的に美味い。
ブレンドにしか出せない味なのかな、これが。
おり自体には甘みがあるし、それがあるからこそ全体が良い感じにまろやかになる、という側面もあるのかな。

それでもお酒全体としては、ちゃとしたキレを伴った、辛口日本酒のらしい様相をしっかり呈している。
この鋭さと「まろやかさ」が、完全に両立しているというのが、やはりこのブレンド酒の良いところなのだろう。
95点かな。
(飲んだ時期:2026年8月)
早瀬浦 純米滓酒 浦底 海の女神を飲んだ感想
製造者:三宅彦右衛門酒造有限会社
アルコール度数:18度
精米歩合:55%
酒米:不明
日本酒度:不明
酸度:不明
アミノ酸度:不明
酵母:不明

