あたごのまつ 吟のいろは 純米大吟醸を飲んだ感想
さすがとても旨い。
伯楽星らしい甘味を伴った、嫌味のない旨み。
甘味はあるが、青リンゴ系。苦甘みがある。
ベタつきはなくサラッとしているのが評価できる。
まあそれでも、温度が上がってくるとまあさすがに少し甘く感じてくるか。
適度なお洒落な酸味が美味しい。
実は今回、新政を飲んだ翌日にこれを開けたので、舌が肥えすぎているのかもしれない。
なんというか、頭1つ抜けきらない感じはあるが、まあそうは言っても間違いなく旨い。
立ち香はそこまでない印象。
まあ僅かな青リンゴ感。
酸味は少しだけ、炭酸味も無い。
レベルか高い。コックリとした、でも重みのない美味さがスゥッと流れていくイメージ。
味は本当に美味しいんだけど、少しだけキレが足りないかなあ・・・。
キレッキレの軽いお酒が好きな私としては、どうしてもそこが減点ポイントになってしまうかな。
唇に残るベタつきはそこまでないんだけど…ベタつきはしないだけで、甘さはあるのよね。
まあ……92.8点。93点付けようかかなり迷ったけど、この甘さを持つお酒の限界点なのかも。
ちなみに人にはめちゃくちゃ勧める。
(飲んだ時期:2025年6月)
あたごのまつ 吟のいろは 純米大吟醸の補足情報
製造:新澤醸造店+K
アルコール度数:15度
精米歩合:50%
酒米:吟のいろは100%
日本酒度:+1
酸度:1.6
アミノ酸度:1.9
https://niizawa-brewery.co.jp/item/481/
公式で香りがハッキリと「バナナ」と明言されているのが非常に面白い。
やっぱりそうだよね、酢イソだよね、という感じ。