愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸を飲んだ感想
「ひと夏の恋」という名前や、ラベルのポップで可愛らしい雰囲気の割には、味は結構な辛口。
いや、ひと夏の恋は辛く、ほろ苦いということなのか・・・???
香りはさすがの新澤醸造店、酢酸イソアミルが前面に押し出されている感じ。
口に含むと酸味とキレ、辛口感。

ラベルにはハートマークが描かれているが、寄り添ってくれる甘味は一切なく、もはや情け容赦のないど辛口。
少しミント系のニュアンスすら感じる。
喉越しが結構キツくて、圧倒的に食中酒向きだと思う。
あたごのまつってホントにどれを飲んでもこんな感じで、『無駄に飲み手に媚びない』『情け容赦の無い』『硬い』みたいなキーワードが似合う、武骨さの中にしっかりと旨みがあるのが大きな特徴なんだよね。

醤油系、肉系にめっちゃ合う。
「究極の食中酒」である伯楽星の蔵元であり、なんなら「食中酒」と言う言葉の生みの親だけあって、これはもう、酒だけで飲むもんじゃない。
絶対しっかりと料理に合わせるべきお酒。
後味のスンッとした収斂感というか、ビリビリとした印象、エグッとした苦味は、ある意味あたごのまつの唯一無二の特徴だと思う。
日本酒初心者の頃は、この無骨さと後味に驚いちゃって、美味しく飲めなかったんだよなあ・・・
だからこそ、ちょっと人は選ぶお酒かもしれない。

初心者なら、愛宕の松ではなく、伯楽星を飲んでおけば安牌かな、と。
ささら冷やおろしとかよりは全然、優しい味わいなんだけどね。
料理に合わせると、その苦味が程よい刺激になって、輝き出す感じ。
酒単体なら88~89点だけど、料理に合わせたら91点かな。
(飲んだ時期:2026年8月)
愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸を飲んだ感想
製造者:天山酒造株式会社
アルコール度数:15度
精米歩合:55%
酒米:国産米
日本酒度:+3
酸度:1.7
アミノ酸度:1.1
酵母:不明
https://niizawa-brewery.co.jp/item/177/
裏ラベルの撮影を失念しておりました、完全なミスです、申し訳ありません・・・

