あたごのまつ 純米大吟醸 白鶴錦を飲んだ感想

新澤醸造店らしい、伝統的にフルーティ辛口という感じ。

 

吟醸香は結構ハッキリしたバナナ系。

 

ただ、吟醸香よりも酸味や旨みが強く目立ってくるような印象もある。

 

酵母由来の分かりやすい綺麗な香りが、ただただ心地良い。

 

それでいてお米の旨みがスーッと心地よく響く。

 

出品酒というのがよくわかる、減点要素は無い、とにかく綺麗なお酒。

 

 

↑実は手取川を飲み終えた後、2本目のお酒として開封した。

 

料理と合わせた写真を撮影できなかったのだが、タケノコフライやハンバーグ、チキンなどと合わせてちびちびと飲んだ。

 

 

本当に美しく、酢酸イソアミル系の南国っぽいの香りが細くたなびく。

 

嫌な酸味もなく、硬さもなく、適度に舌触りもあって、とにかく美しい。

 

まあ…減点要素は無いものの、ちょっとキレ感が強すぎて、人を惹きつける要素まで一緒に削がれてしまっている印象もある。

 

 

すこし不器用なとこがあった方が人を惹きつけるのと同じで、最高得点つけるには、綺麗すぎる感じもあるかも。

 

 

吟醸造りの技術、完成度の評価としては、本当に芸術点が高すぎる。

 

 

さすが、あたごのまつが自信をもって押し出した出品酒だけのことはある。

 

とにかく軽くて、気づいたら無くなっている感じのお酒。

 

本能的な次元で「この酒が美味しい」と感じさせるほどの技術力、そして、出品酒だと評価されづらい酢酸イソアミル系一本全面押し出しに仕上げて、これを「良いもの」として商品化してくれる、そんな新澤醸造店が大好きだ。

 

 

酢酸イソアミル系激推しの私としては、芸術点的なところも含めて、高得点を付けたい。

 

 

94.5点。

(飲んだ時期:2026年4月)

 

あたごのまつ 純米大吟醸 白鶴錦の補足情報

製造者:新澤醸造店+K
アルコール度数:15度
精米歩合:50%
酒米:兵庫県産白鶴錦100%
日本酒度:+3
酸度:1.4

アミノ酸度:0.8

酵母:不明

 

https://niizawa-brewery.co.jp/item/476/

 

公式サイトに「1杯目というよりかは、おかわりを目的としたさらり酒」と書いており、偶然だが2本目に開けるお酒としてぴったりだった。